海風の記憶、宮古島バイクツーリング

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宮古島トライアスロン

2010年04月18日

<精神一統何事か為さざらん>僕はこの言葉を好きになれない。頑張れば何でもできるという意味で使われるからだ。結果が出せた人は頑張ったからで結果が伴わなかった人は頑張りが不足していたからだ、とも言われるね。本当にそうだろうかな?そうだとしたら結果が伴わなかった人は頑張らなかった人ということになるでしょう。頑張るという意味が<歯を食いしばり我慢する>という意味ならそれは明らかに間違っているよね。今日は宮古島トライアスロンの日でこのブログを書いている今もたくさんの人達が頑張っている。先頭を競い合うトップ集団もタイムリミット内のゴールを目指して息をハァハァさせてどん尻を走っている人も<歯を食いしばり我慢し>汗を流しているはずだ。倒れて救急車で運ばれる人はむしろどん尻の集団によくあるよね。頑張った順番に結果が出るのではない。強い人は弱い人ほど頑張らなくても勝つ人じゃないかな。ゴール後<今日のレースは楽しかった>なんて涼しい顔で言える人が本当に強いのだ。それは頑張ったからというよりも今日は強かったという方が良いと思う。そういえば太平洋戦争で最も無謀な作戦と評されるインパール作戦を開始した時、作戦本部のお偉さんの中には青々と茂った山々を見て食料は無尽蔵にあるではないかと豪語した人がいたとか。<精神一統何事か為さざらん>みたいな過剰な精神論は当事者にとって迷惑以外なにものでもない。宮古島トライアスロン



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Posted by キョー兄ィ at 11:08│Comments(0)暮らし
 
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