海風の記憶、宮古島バイクツーリング

宮古島でツーリングを広めようと活動しています。 自身はバイクの販売修理とレンタルのBigJoy宮古島を経営しています。
宮古島について独断と偏見との非難を怖れず書き綴ります。
てぃーだブログ › 海風の記憶、宮古島バイクツーリング › 暮らし › <嫌いな言い回し>

<嫌いな言い回し>

2011年12月08日

 他人と議論していると自分の意見をいう時には必ず<実は・・>と前置きしてから喋る人がいる。
 こういう人に対しては慇懃無礼に<ちょっと約束がありますから>とか適当な嘘をついてその場を立ち去るのが私の流儀だ。
 私から言わせるとこうした人は相手に<鈍感かつ失礼>で、しかもそのことに本人が気づくことも、こちらから気づかせることも期待できないからだ。
 <実はこうなんだ・・>と行司のように判じてしまえばそもそも議論は成り立たない。力士と行司を兼ねながらその場を取り仕切る無作法者を相手にしている暇はないからだ。この<実は・・>の言い回しには寒気がする。
 昨日テレビを観ていて気になった言い回しがある。このところマスコミを騒がしている柔道家の所属する大学の学長の発言だ。
 <我々はある意味では裏切られました>この<ある意味では>という言い回しがいけない。大学は<裏切られた>のであり<ある意味で裏切られた>のではない。
 なぜこうした不適切な言い回しが好まれて使われるか、その理由はその婉曲なそれゆえ曖昧な言葉の言い回しが<ある知性>を相手に感じさせるのではないかという、卑しい下心があるからだ。


同じカテゴリー(暮らし)の記事

Posted by キョー兄ィ at 05:49│Comments(1)暮らし
この記事へのコメント
「実は…」と切り出し、力士と行司とを兼ねながらその場を取り仕切る無作法をしてこなかったのか、自信がありません。
それがいかに周囲に嫌な思いをさせているのか分かりました。これからの会話で自己点検してみますね。
Posted by ジュネ at 2011年12月08日 09:11
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。