<マモル君は可愛いか?>キョー兄ィ
2011年12月05日
下里大通りのボックリー交差点に例の<宮古島をマモル君>が常勤することとなった。
この一帯は私の夜のパトロールエリアだから彼の姿を見ないでは通れなくなった。まさか僕を取り締まるために立ってんじゃないだろうな。
ところでこのマモル君、観光客からマスコットキャラとして可愛がられているようだ。
彼をテーマにしたお菓子やデータブックまで売れているのだから、きっと多くの人から愛されているのだろう。
しかし私から見ると<不気味>でしょうがない。遠くを凝視する冷たい視線は職務に忠実なだけの味気のない孤独な警官に映るのだが、 果たしてこれは私だけの偏見であろうか。
例えばこういう感じの交通巡査に捕まったら終わりだ、問答無用淡々と切符を切られてハイサイナラって感じだね。
周りには全く興味が無い表情だ。
これを敢えて<可愛い>と感じるのはそういう感性を持つ自分に憧れがあるのではないだろうか?
それならブリッ子を演じたがる若い子の嗜好と同じだ。
オシャレに流行があるように感性にも流行がある。
<世間が可愛いと評価するある感性>が流行ると無意識の内に自分自身の感性をそれに同化させようとする。
もっとも戦時中、国民が共有した非常識な愛国心もその類だ。人間なんて所詮はその程度の存在だ。
Posted by キョー兄ィ at 23:43│Comments(0)
│暮らし