サムライキッチン<ホルモンの食べ方>
2010年10月24日
アトールエメラルドホテル前にある人気のホルモン焼き店。大分涼しくなったので待ちに待ったこの店の季節だ。
この店のホルモンは脂が乗っているので旨いがその分煙も凄さまじい、それで七輪と自分のベストの位置関係をしっかりと把握することが一番大事なことになる。
この日、写真中央のように風は入り口から吹いてきていた。その風は前回来店した時には入り口から店の奥に向かって安定的に吹いていた。そこで前回は七輪と入り口の中間で入り口を背に座ることにした。その日に関してはこの位置取りは大成功で七輪からバーと立ち昇る大量の煙は店の奥方向へ流れていった。
不幸なことにそちらの方向にある席には上品な女性の二人連れがいて、それまでは楽しく話し込んでいたが、こちらの側からからの煙がドーっと流れ込むと二人の身体が揺れ会話はしばし中断した。何か僕、悪いことしてるのかしら・・・
しかしである、今日の店内の空気の流れは以前ほど単純ではない。入り口の暖簾の写真からも分かるように風は入り口下方から流入している。座るべき位置は原則的には以前と同じであろう。ところがその位置に座ると顔に向かって煙が吹き寄せてくる。じっくり観察してみると今日の空気の流れは入り口下方より流入し同じ入り口の上方から外に出ている。 そこで過去の成功体験に固執せず座る位置を交換、ヤレヤレ・・・
ところでこの店ではカウンターとかテーブルの上に七輪を置くことになっているが、これだと顔の高さと七輪の高さが同じで七輪の煙攻撃にたいする防御の位置としてはあまりふさわしくない。気まぐれな空気の流れがこちらに向かうと何度もワッと顔を背けなければいけない。七輪に対して劣等感を感じるようでは楽しくない。またホルモンの焼き具合を制御する意味でも上からじっくり観察できないこの目の高さは余りよろしくない。実際丸長のホルモンはその丸い形状からも固定しづらく、網から外に転げ落ちることもしばしであった。
そこで立ったままホルモンを見下ろしてちょうど良い頃合いに焼けた時、お口に放り込む方法を考案した。チョットお行儀は悪いがこれが一番の食い方だと断言する。そのうち店内のお客全員が立ったまま食べるようになるはずだ。<スタンディングホルモン焼き居酒屋サムライキッチン>こうなるかもしれない。
※ハタボーさん家族が増えておめでとうサン。
この店のブログはこちら
http://hatabo.ti-da.net/
Posted by キョー兄ィ at 08:40│Comments(1)
│飲食店
この記事へのコメント
ありがとうございます!そのうち背中に背負ってあぶさんのマンガみたいにホルモン屋営業いたします(笑)
Posted by はたぼー at 2010年10月28日 22:34