<ぽーちゃたつや 郷土料理>宮古島
2010年08月27日
菊の露本店裏通りには実力のある地元料理店が並んでいる。懐石料理の<櫻亭>江戸前鮨の<浅草>郷土料理の<ぽーちゃたつや>どの店も地元が認める島を代表する名店である。
中でも<ぽーちゃたつや>さんの取り組んでいる地元食材の創作料理は観光客に絶大な人気がある。夏のシーズン中は連日満席で地元客がなかなか席を確保できない。写真のグルクンの開きも大将の手作りである。本土とは日差しの強さが違い干し加減が難しいらしい。忙しくても料理の工夫について質問されるのがよほど嬉しいらしく自分の考えをニコニコして喋ってくれるので客としては楽しい。
さてこの大将、外見からは想像しづらいが意外やロックやブルースが大好き人間なのである。だから調理中の大将に向かって間違ってもボブディランやブルーグラスの話を投げかけてはいけない。頭に血が上り普段は正確無比な包丁捌きが乱れてくるからだ。ロック音楽のルーツなどという話題は絶対に厳禁だ。とても頭の良い優しい人だがロック音楽の話に夢中になると我を忘れるクセがある。
火曜日の休日にたまたま大将とどこかの飲屋さんで出会っても音楽の話題は避けた方が無難だ。もっとも何時間もロックの歴史のレクチャーを聴く覚悟があるなら別だが・・・
Posted by キョー兄ィ at 00:00│Comments(0)
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