海風の記憶、宮古島バイクツーリング

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<ヤシガニ 食材としての価値>宮古島

2010年08月12日

<ヤシガニ 食材としての価値>宮古島
 海ぶどう、ドラゴンフルーツ、ヤシガニはネーミングの勝利である。どれも今では観光客が有難がる憧れの特産品といえる。しかし、地元民はこの三つの食材をどれだけ評価しているだろうか?
 海ぶどうが家庭の食卓に乗ることはまずない。はるかに美味しいモズクが優先される。それでも<ウァー海ぶどうダー>っと観光客は見慣れないぶどうの房のような姿に感激する。
  また、海ぶどうはその実力以上に値段が高い。これもまたロマンチックな名称と見た感じのぶどうらしさに起因する付加価値であるに違いない。
 ドラゴンフルーツはサボテンの果肉であってフルーツとはいえない。しかし、見た目は実に美味しそうな褐色をしている。そこでフルーツという名称を思いついた人がいたのだろう。観光業界の殊勲賞を与えるべきだ。   
  甘味も薄く酸味も乏しく味気ないとはこの果実のことだろう。だからこれも地元の家庭の食卓にはめったに乗らない。たまは他人からもらったときくらいである。それでスーパーでは安売りされている。今後、この食材を工夫して人気のお土産に昇格させれば大当たりするだろう。
  さてヤシガニだがこんなものを食卓に出す家庭は絶対にないと断言できる。<今日はヤシガニ料理があるから早く家に帰るんだよ>こんなことを子供に言う親はキチガイである。ヤシガニを一緒に食べようと誘う友人も考えられない。じっと睨まれると震え上がる。強盗強姦放火殺人の目つきだ。
  味はカニと無縁だ。ヤシガニはヤドカリ類でカニとは別物だ。島中どこにでも居る。中心地の住宅地の道路で踏み潰されている写真がその証拠だ。爪が異常にデカイから美味しそうに思えるのはカニのイメージと混同しているからだ。これほど下品な味も少ない。戦時中の食料難の時代に貴重な蛋白源だったことは分かるが今は蛋白源から観光資源に変わっただけのことである。知人に一人だけ<ヤシガニは美味しい>と主張する人がいるが彼は観光客相手のヤシガニ料理店を経営しているから信用できない
何千円も払ってヤシガニ料理を食べるのは所謂ミーハーの好奇心である。


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Posted by キョー兄ィ at 12:18│Comments(2)飲食店
この記事へのコメント
ヤシガニはまぁまずくはないですけど、個人的には味よりも見た目がグロテスクすぎて駄目ですね(汗)
Posted by けんずーけんずー at 2010年08月12日 12:21
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Posted by Smoozy at 2010年08月31日 11:59
 
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