<菊栄食堂 カレーライス>宮古島
2010年07月25日
旧港に対座する位置に菊栄食堂は今日もひっそりと息をしている。昔々その昔から港湾労働者や伊良部島を行き来する人々に愛され続けられてきている。
たしかに30年前まではカレーといえば日本中こんな黄色いカレーだった。ジャガイモ,タマネギ、人参を炒めカレー粉をいれ小麦粉でトロミをつけた。ハウスバーモントカレーなんてなかった頃完成した純和風のカレーである。カレーの本場からすればニセモノだがあれとは全く別物の料理と思えば気にする必要はない。
その後は市販のルーがこの黄色いカレーを駆逐しわが天下を謳歌している。今では本物のスパイスを使ったカレー専門店もある。そして、カレー人口の増加にもっとも貢献した黄色いカレーは今日ではボンカレーと菊栄食堂のような店だけになった。
深海魚のように世間の光が届かないところで変化しないで生き延びる、これが古くて新しい菊栄食堂の世界戦略なのだ。
化石カレーライス 500円
Posted by キョー兄ィ at 01:03│Comments(0)
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