海風の記憶、宮古島バイクツーリング

食堂でも飲み屋さんでもそうだが目の肥えた女性客に支持されるには高いハードルをクリアしなければならない。値段が程々で料理が美味しいのは当然だが、店の細部まで清潔感が感じられ凛とした空気が漂っていなければならない。宮古島にあるそうした人気店の中でも南の＜壱場食堂＞北の＜キッチンTANTO＞の支持率は群を抜いている。宮古島のランチの両横綱といっても過言ではないだろう。二つのお店がどちらも繁華街を離れた郊外に立地していることも面白い。庶民的な値段設定でお客様にチョットした幸福感を与えたいという店主の心意気が伝わってくる。普段はセルフのアイスコーヒーには手を出さない僕だがこの店のコーヒーにはお替りをしてしまった。海老天定食850円。